性別違和、生きてるだけで偉い
こんばんは。
適当に書いていきます。
昨日、土曜出勤を早退して県内のメンタルクリニックを受診しました。
GIDの外科的治療への判断の可否ができる、関東ジェンダー医療協議会に所属しているメンタルクリニックで、そこに通わなければ外科的治療の可否がもらえず、国内というか関東での手術が難しそうだったので。
ここまで言えば特定しようと思えば特定できちゃうな…。
まずですね、遠い…。
滅多に電車に乗らない僕からしたら遠いです。
極力乗り換えしたくないのに乗り換えしなくちゃいけないし、迷子の天才である僕にはちょっときついです。
そんで、待ちます。
本来メンタルクリニックなので全ての患者様がGID治療希望ではないとは思いますが、神奈川ではおそらく唯一の関東ジェンダーryの所属になるので、混んでます。
カウンセリングは時間通りに受けられましたが、その後診察までかなり待ちます。
お医者様もかなり忙しいようで、診察が始まってから紹介状や問診票、カウンセラーの方が書いた資料などに目を通しつつ診察、という感じでした。
カウンセラーさんいい人でしたが、チャック全開だったの気になりました。
言わないという選択をした僕は正しかったんだろうか…。
そんで、高いです。
診察自体は普通のメンタルクリニックと大差ないですが、約半年の間毎回カウンセリングが必要で、そのカウンセリングが自費なので…。
交通費含めると毎回一万円を超える費用が必要ですし、なんなら次回は血液検査が必要で、しかも運悪く血液検査と診察、カウンセリングが同日に受けられないので、交通費含めたら余裕で三万円超えるのでは、と思ってます。
来月僕の自由なお金ほぼゼロでは?
きっつー。
次回、来月は土曜に関しては運良く出勤日ではなかったので、休みを取る必要も早退の必要もなかったんですが、診察と血液検査に関しては休みを取る必要があり…。
来月は愛しのsyudouさんのライブもあるので、二日休みを取らなきゃいけないことになり、一日1時間ずつ、八時間残業はかなりきついなと思ってます。
金銭面に関しては判断の可否が出るまでに十五万円程かかると事前に聞いてはいたんですけど、実際直面するとかなりきついですね。
他にやりたいと思っていたこと、欲しいと思っていたもの、行きたかったところ、諦めざるを得ない部分が多く出てきそうです。
それだけ諦めて、時間も金銭も使って『否』を突きつけられたら、もうやってらんねーですよね。
ぐれてやる。
これは今、『自分史』なるものを作るのに精神的に疲れたので書いています。
いやだって性別違和とか、生育環境めちゃくちゃ関わってくるし短くまとめるとか無理じゃない?
ワードで作ってるけど枚数すごいことになりそうなんだが?
僕の人生嘘だろってくらい波瀾万丈だし、書くこと多すぎるし、なんならつらいこともめちゃくちゃ多いから精神的にめちゃくちゃ疲れる。
めちゃくちゃがいっぱい。
もらった用紙になんて書き切れるわけねーわ。
全然欄が足りませーん。
幼少期、学童期、青年期、成人期、将来について、備考、の六項目あるんですが、まだ学童期までしか書いてないのにすでに単語数が3000字近く、ページは二ページを超えています。
学童期まではこれでまだまだ序の口、基礎の説明的な感じなんですが、次の青年期がなかなかにやばくて、成人期も青年期よりちょいマシかなくらいなので、ページ数はやばいことになるの必至です。
セブンで印刷する金が勿体無い。
やばいとこ書いていくのは精神的にも疲れますし。
本当は今日一日で書き上げてしまおうと思ったんですが、ちょっと精神的に死にそうなのでやめました。
日数かけてちょこちょこ書いていこうと思います。
僕は、僕の心と身体が一致していなくて、ただほとんどの人がそうであるように、心と身体のありようを一致させたくて、ただそれだけなのに、名前を変えるにも、身体を変えるにも、どうしてこれだけ金銭や精神の負担が必要なんだろうな、と思ってしまいます。
だって、もともと一致している人がほとんどで、その人たちには必要ない負担を払わないと、その人たちと同じように過ごせない。
払ったとしても同じように過ごせるとは限らない。
ハードモードだな、と思います。
金銭的にめちゃくちゃきついし、もし『可』が出たとしてさらにお金が必要になって、痛みに耐えることになるのはわかってるんですが。
きついなーと思いつつ、今回伺ったメンタルクリニックの、いいなと思ったところ。
一度も『頑張ってください』と言わなかった。
『よく生き抜きましたね』『生きてください』としか言われなかった。
頑張れ、という言葉は人が簡単に口にしてしまう激励の言葉。
すぐ簡単に、頑張れーと言ってしまう。
だけど精神を擦り減らして生きている人にはその言葉が劇薬だったりもします。
もう頑張ってるのにどうして、まだ頑張らないといけないのか、そう思わせてしまって、追い詰めることもあります。
僕も同居人に頑張れ、って言われると、もう頑張ってんだけど?って言い返すことがよくあります。
僕らは生きてるだけで頑張ってるし、それだけで偉いんです。
メンタルクリニックという場所柄それをよく理解されているのか、一度も『頑張ってください』と言われなかったこと、それは高評価に値するな、と思いました。
まぁそれで金銭、時間、精神の負担が軽減されるわけでは全くないですけど。
そんな感じでした。
では。