名状しがたい日記のようなもの

適当なことを適当に書く感じのあれです(愚痴多め)

なんだか悲しくて申し訳ない

最近、たまにはてなブログのトップに、
白血病の方が書いた記事を見かけます。
今日もさっき開いたら、
その方の献血についての記事を見かけて読んだのですが、
悲しくて申し訳ない気持ちになりました。

私は献血ができません。
中学生の時に心臓の病気に気付いてから、
手術をすれば治ることは知っていても、
手術に踏み切れていないからです。
理由は主に金銭面です。
この病気があると献血を断られます。

実は、私は二回ほど献血をしたことがあります。
はじめは高校生の頃に、献血バスでしました。
その日学校で、先生と同級生の子達が、
「小さい頃に調べた血液型は違う可能性がある」と話していて、
実際私の血液型も違っていて、こんなこともあるのかと、
その偶然に驚いたのを鮮明に覚えています。
二度目は献血ルームまで行ったのを覚えています。
そして、この二度とも病気のことは説明してあったはずでした。

ですが、三度目から断られるようになりました。
手術をして完治していないと献血はできません、と。
二度献血できたことを話しても、断られるだけでした。
なぜ二度献血できたのかはよくわかりません。
ルールが変わっていないかと、何度かバスを見かけた時に、
この病気がありますが献血はできますか、とたずねて、
その度に断られて涙を流しました。
私は献血が好きでした。

私の体で健康なのは血液くらいだ、
血液なら私でも人の役に立てるんだ、と思っていただけに、
とてもショックで悲しくて、
いまだに献血バスを見かけると涙が出てきます。
私は血液すら役に立てられないのか、と。

カテーテルで手術ができるものなので、
きっと身体的負担は大きくなく、輸血も必要なく、
だからこそ手術をして完治すれば献血できるんでしょう。
でもそれにはお金が必要です。
私には今も昔もお金がありません。
だから手術ができず、だから献血ができません。
悲しいことです。

その方が書かれていた通り、
皆さんがもっと献血について知り、
もっと沢山の方が献血をしてくれて、
病気の方々がスムーズに輸血を受けられるようになれば、
とてもいいなと思います。