名状しがたい日記のようなもの

適当なことを適当に書く感じのあれです(愚痴多め)

花を愛でるには精神的余裕が必要

こんばんは。

適当に書いていきます。

 

僕、前職の関係で、

関東近郊の観光地とかそこそこ詳しくて。

ひたち海浜公園ネモフィラとかコキアとか、

あしかがフラワーパークの藤棚だとか、

富士芝桜祭りとか紅葉回廊とか、

吉田茂邸の梅だとか、知ってはいたんですよ。

吉田茂邸だけじゃなくて、

神奈ガーデンとかも県内にありましたしね。

一応仕事柄季節に合わせて、

それらが観光コースに組み込まれたり、

どこが見頃か検討したりもしましたし。

 

ただまぁ、知ってるのと興味あるのは別だしなー。

見分けなんて大概つかねえしなー。

って思ってたんです。

いや実際モクレンとコブシとハナミズキとか、

サツキとツツジとか大概見分けつかん。

だから僕は基本的に興味がないんだろうと。

そう思ってたんですが。

最近少しずつ考えを改めつつありまして。

 

きっかけは去年の梅雨ごろ。

紫陽花が咲いてる、とふと気づいたこと。

それまで歩道脇の植え込みがなんの木かなんて、

考えたこともありませんでした。

紫陽花を横目に歩きながら、

紫陽花が咲くってことは梅雨だなぁ、嫌だなぁ、

と季節を感じたんです。

 

次は夏。

家から道路に向かう大きい道路の、

歩道脇の植え込みに紛れていた向日葵。

ぐんぐん成長して通るたびに背が高くなり、

立派な花を咲かせていました。

成長を観察するのって意外と楽しいのかも、

なんて思ったりしつつ、軽い集合体恐怖症なので、

あんまりじっとはみないでおきました。

種子密集しててやばいですよね。

夏は他にもいろんな所の花壇だったりの花が、

これでもかってくらい咲いていて、

蒸し暑い空気の中ふわっと花の香りがすると、

少し癒されたりしました。

 

そして、秋といえば金木犀

僕は金木犀の香りがめちゃくちゃ好きです。

家の近所にも金木犀があるのか、

どこかから香ってくるのですが、

それがどこなのか突き止められずにいました。

それが昨年秋、判明。

家のすぐ近くにある公園の木が、金木犀でした。

金木犀といえば生垣だったりにしてあって、

あまり大きくならない印象だったんですが、

余裕で大きくなるんですね。

想定外の大きさで目に入ってなかっただけでした。

 

そして、冬を超えて春の始まり。

蝋梅に出会いました。

僕は梅の中で一番蝋梅が好き。

蝋細工のように儚い見た目と裏腹に香りが強く、

遠くからでも蝋梅が咲いているとわかる。

わかったら、どこに咲いているのか探したくなる。

これは金木犀と同じかもしれない。

蝋梅は見ても良し、香って良しですね。

個人的には蕾が開ききらない頃が、

蝋細工らしい見た目と一緒に、

強めの香りが楽しめて好きです。

咲き切ってしまうと香りが弱くなってしまうので。

 

そう、これらの花との出会いで、

僕は気付いたんです。

興味がなかったわけではなく、

興味を持つ余裕が今までなかっただけなのだと。

 

これからまた春が訪れ、夏になり、

いろんな花が咲くでしょう。

そんな時に、ふと歩道脇の植え込みや、

民家や会社の花壇、生垣の木だったり、

そういう花々に意識が向けられるような、

精神的な余裕があるといいな、と思っています。

 

明日からは作業所の見学、体験、体験、と、

僕にしては珍しく連日予定が詰まってますし、

明日見学に行く場所も体験を希望しています。

どこが自分に合うかわからない以上、

ここまでなら通える、という範囲にある場所は、

全て見学と体験をさせてもらってから、

出来るだけ僕でも出来る作業があって、

かつ雰囲気に圧倒されないで済んで、

交通費が最低限で済む所を、

吟味していくつもりだからです。

 

僕が住んでいるところは、

作業所までの交通費が支給されないですし、

作業所はA型といえど最低賃金です。

あまり交通費が高くなると、

働いて得るお金より交通費の方が高い、

なんていう本末転倒な事態にもなりかねません。

吟味する、なんていうと偉そうですが、

僕だって不安だし、必死なんです。

出来ればその場所に馴染みたいし、

迷惑をかけたくないから作業はきちんとしたい。

その上でお金ももちろん欲しいから、

交通費は出来るだけ高くならない所がいい。

 

って考えてると精神的な余裕なんて、

すぐ消え去ってしまうので。

僕がこれからの季節、芽吹いて花開いていく、

沢山の花に向ける意識のかけらがあるように、

それを願って今から書いているわけです。

 

とりあえず今は頑張りどころなんでね。

やるしかねーです。

そんな感じでした。

では。