悔しくて情けなくて申し訳なくて泣いた話
こんばんは。
適当に書いていきます。
しばらくはてなを見てませんでした。
ちょっと心身ともに余裕がなくてですね。
そしたらその間にやたらアクセス数(あくまで僕基準で)多い日があってびっくりしました。
なんも更新してない日でしたし。
僕は発達グレーで感覚過敏があって、視覚では主に強い光が苦手で、聴覚では様々な方向から多様な音がする状況が苦手、嗅覚では人の体臭だったり原料臭を強く感じたりするので、そういう状況に置かれると体調を崩しがちなのですが。
まぁ簡単な話、そういう状況に置かれてるので体調を崩してましたってことです。
まず、家を出た瞬間晴れてれば日光で視覚がやられます。
事業所での作業が始まれば、ある種特定の音とは言え周囲360度から、それぞれのリズムで異なる音が耳に入ります。
あとなんか二箇所から別々のヒーリングミュージック的なやつが流れててそれも地味にきます。
ゴムを扱う作業でもあるので、ゴムを熱する時特有のにおいもしますし、熱すると当然室温が上がるので人の体臭も強く感じます。
僕が持つ感覚過敏が存分に刺激されるわけです。
そんなわけで、ここ最近毎日目眩やら吐き気やら頭痛やらで体調が優れなくてですね。
かといって、体調が優れないからじゃあめちゃくちゃ眠れるかっていうとそういうわけでもなく。
感覚過敏と日々勉強の作業で溜まり積み重なっていく心身の疲れが睡眠で補いきれず、はてなを見たり日記を書いたりする余裕がありませんでした。
正直今も体調はあまり良くありませんが、それでも日記を書こうと思ったのは、忘れたくないほど悔しかったからです。
ありがたいことに八日目にしてひとり立ちさせてもらって以降、先輩方を頼りつつ、日々勉強の姿勢でなんとか作業をこなしてきました。
スピードは後からついてくるから、今はとにかく丁寧に正確に、と意識して、少しずつ先輩に頼らずに出来ることも増えてきて。
四週目に入って、少し慢心みたいなものがあったんだと思います。
スタッフさんやグループのリーダーが少しずつレベルを上げて難しめの物を僕に渡してくれるのは、僕がギリギリなんとかやれると思ってくれてるからだ、みたいな。
それをボロボロに打ち砕かれる事態がありまして。
チャレンジしてみようか、と渡されたもの。
第一ステップ、第二ステップはなんとかクリアして、問題は第三ステップ。
図面に合わせて線を引かなきゃいけないのに、いくらやっても図面に合わない。
何故かって、こちらでやる作業によって図面には書いてない厚みが足されることで、必然的に数値に狂いが出るから。
厚みが足されていない部分があれば、そこから線を引いていけば狂いは出ないけれど、足されていない部分がない。
片側に合わせて取っていけばもう片側から測った時に数値の狂いが出るし、逆もまた然り。
何度も何度もやり直して、それでも上手くいかなくて、やっと合格をもらって、同じ物をいくつか作っていく段階で、第二ステップのミスに気づいて。
第一第二ってやり直してるところで、リーダーが横に来て「ちょっといいですか」「ここ、線引くの角のこっち側じゃなくてこっち側」って。
めちゃくちゃ単純なミス。
数値が違ってるとかですらなく、ただ、引く場所を間違えた。
図面をしっかり見ながらやれば間違えるはずもないのに、パニックになった頭で冷静に図面を見れなかったから間違えた。
しかもそれを、リーダーや先輩が直してくれた。
それがめちゃくちゃ情けなくて申し訳なくて悔しくて。
何度も何度も上手くいかなくて、見てもらうたび先輩方に手を止めてもらうのも申し訳ないと思ってたのに、さらに迷惑をかけてしまった。
それも僕の、めちゃくちゃ初歩的で単純なミスで。
そう思ったら自己嫌悪と情けなさと申し訳なさと悔しさが止まらなくて。
先輩にもめちゃくちゃ謝って、っていうか謝らないと気が済まないから謝らせてもらって。
先輩方があらかた帰ってからスタッフさんに作業報告をする時、努めて冷静に、って思ってたのに感情が爆発してしまって。
ボロボロボロボロ涙が出て止まらなくなってしまって。
失敗したの悔しいです。もっと上手くなりたいです。先輩方の足引っ張りたくないです。って、泣きながら、嗚咽でつっかえながら話して。
スタッフさんに慰めてもらって、なんとか落ち着いて。
そしたら残ってた先輩が心配してくれて優しい声かけてくれてまた泣いちゃって。
やっと涙止めて帰ろうと思ったのに、帰り道でも思い出したら悔しくて情けなくて申し訳なくて、また涙がボロボロ出て止まらなくなって。
子供みたいにぐずぐず啜り泣いて、ごしごし目ぇ擦って、パンッパンになりながら帰ってきて。
なんとか精神的に持ち直さなきゃ、と思って、お風呂に入って、ちょっと贅沢な夕飯の支度をしてたら同居人が帰ってきて。
事情を説明するのにまた感情が昂って泣いてしまって。
もう涙腺ゆるゆるでした。
そんで翌日、同じものの残りをリベンジさせてもらって。
正直前日の夜、めちゃくちゃ考えました。
図面にない厚みが必然的に出てしまうなら、それはもう誤差が出ないわけがないし、片側から正確な数字で取っていけば最終的な誤差が大きくなるっていうなら、もういっそ公正差内に収まる程度の小さな誤差を全ての数字につけて、全体が平均的に狂うけどセーフなラインにするしかないか、とか。
でも結局、どこから見るかなので。
今まで僕は一人の先輩に見てもらうことが多くて、その先輩のやり方を真似してる部分が多かったんですが、その日は別の先輩に見ていただいていたので、やっぱり人によって見始める場所、起点というか基準点が違うんです。
僕が基準として考えて数字を取り始めたところと、その人が基準と考えてその人ならここから数字を取り始めるっていうところが違えば、そりゃ誤差が出ます、構造上。
だから結局、誤差の問題は何も解決してないけど、見てもらう先輩のやり方、癖に合わせるしかないんじゃないかな、と。
思ったので、先輩が見てる側から、ちょっとやりづらいなと思いつつ数字を取ってOKをいただきました。
根本的な解決には何もなってないんですけどね。
いやもうそもそも虫の息だった『少しずつだけど進歩してる感』みたいなのはズタボロですよ。
もう修復不可能じゃないかってくらい。
だけど、それでも前より良くなったかなと思うのは、自分で自分を立ち直らせるための行動が取れたこと。
泣けるだけ泣いて、風呂入って気分リセットしようとしたり、音楽の方に気持ちを持って行こうとしたり、いつもの倍以上食事して元気を出そうとしてみたり。
そういうことを全部自分の主導でできたことは、前より良くなったと思います。
前だったらひたすら落ち込んで何をする気力もなくて、何も飲まない何も食べない何もしない、になってたと思うので。
自分の機嫌を自分で完璧にコントロールすることは無理でも、自分の機嫌を取ろうと行動できただけ、少し進歩してると思います。
まだ完全に立ち直れたわけじゃないですし、僕からしたらレジェンドみたいな先輩方に『君は筋がいいよ』とか『チャレンジャーだからきっといけるよ』とか言われても、僕は卑屈なので素直に受け止められないですけど。
でも悔しくて情けなくて申し訳なくて泣けるってことは、それだけ真剣に向き合えてるということだと僕は思うので。
実際作業は楽しいし日々新たな学びがあって刺激に溢れてるし、先輩方はめちゃくちゃかっこよくて憧れるし、いつか自分もそうなりたいと思うし。
今後も遅々とした歩みでも頑張ろうと思います。
そんな感じでした。
では。