足のサイズと形と靴の話。長い
こんばんは。
適当に書いていきます。
これを読んでるかもしれない方、
貴方の脳内に直接語りかけています…。
正直に答えてください…。
今履いている靴は、貴方の足に合っていますか…。
なーんてくだらないことをやってしまいましたが。
ええまぁ、お察しいただけたでしょう。
僕はですね、足のサイズに悩みがあるんですよ。
足のサイズは高校生の頃には成長が止まりまして、
測ってもらったら23.5と24.0の間とかいう、
ちょっとよくわかんないサイズだったんですけど。
靴がですね。
合わねえんですよ。
高校時代履いていたローファーもしかり、
社会人になってから買ったパンプスもしかり、
23.5を履けば少しきついし、
24.0を履けばパッコパッコ脱げる。
一歩踏み出すごとに踵が抜ける。
いや僕だってね、必要に応じて、
少しヒールのあるパンプス履かなきゃいけない、
そんな場面もありましたし。
見た目で言えばこう、
足の甲がガバッと広く開いた、
おしゃれで派手なハイヒールだとか、
可愛らしいフラットシューズとか、
履いてみたいなぁなんて思ったりもするんですよ。
だがしかし、靴屋でどんなに試そうとも、
パッコパッコ脱げる。
一歩踏み出すごとに抜ける。
なかば諦めてました。
僕が普段使いしてるのはもっぱらコンバース。
ハイカットの方を紐ギッチギチにしめて、
なんとか履いてます。
そう、なんとか履いてるんです。
ぴったりではないんです。
紐がないタイプのローカットとか履くと、
やっぱりパコパコ脱げます。
当時の上司に怒られました。
お前はダルダルのTシャツにヨレヨレのズボン、
寝癖もボサボサで五本の指の色が違う靴下が、
全部丸見えのサンダルで事務所にいるくせに、
とか思いましたけどね。
まぁ言いませんでしたけど。
そんなこんなで靴選びに大層難儀してまして。
社会人になってパンプスは二足買ったんですが、
それもストラップでギリギリなんとか、
って感じで。
歩いて脱げないものを選ぶと、浮腫んだ時死ぬ。
浮腫んだ時大丈夫なものを選ぶと、歩けない。
究極の二択っていうかもうゼロ択。
そんなこんなで社会人しつつも、
コンバース履いてたんですけどね、めげずに。
なんでコンバースかっていうと、
生地が薄い紐靴だから。
生地が厚いとどんなに紐でギッチギチにしめても、
足にフィットしないから大変なんですよ。
その点コンバースのオールスターは、
基本キャンバス地なので薄い。
ある程度サイズの合った靴なら、
紐でギッチギチにしめてしまえば脱げない。
コンバース、デザインも好きですし。
そんなこんなでコンバースばっか履いてんですが。
僕も今後作業所に通い始めるわけですし、
作業所にしばらく通ってある程度の資金を得たら、
職業の適性検査的なやつを受けて、
本格的な就活も考えているので。
ちょっと気は早いですけど、
靴や鞄を含めた衣類をどうにかしなければ、
と思ったんですよ。
服のサイズもだいぶ厄介といえばそうなんですが、
それ以上に厄介なのがやっぱり靴なので。
行ってみました、シューフィッターの居る靴屋。
前置きがめちゃくちゃ長かったですね。
市内に一軒だけあるんですよ、
シューフィッターがいる靴屋さん。
そこに行ってみたわけです。
入ってみたらめちゃくちゃ綺麗なお店で、
もうガッチガチに緊張して、
お店の人に声かけるまで、
めちゃくちゃ時間かかりました。
手持ちがないので今日靴を買えるわけではないが、
足にあった靴がなくて困っていることと、
履きたい靴の種類を伝えたら、
足のサイズを簡単に測ってくれるとのこと。
ありがたやー。
結果としては、
右足が足長233、足囲222、
左足が足長232、足囲222。
左右のばらつき、ほぼなし!
このバランスだと23.5のCになるそうです。
以前機械で計測した時は、
片足がDで片足がBなんていう、
かなりばらつきのある測定結果だったので、
ちょっと心配だったんですよね。
履くなら24.0のDがいいだろうとのことでしたが、
いい意味で歯に衣着せず言ってくれました。
量販店で買えるような、安価な、
履き口が広いパンプスやフラットシューズは、
履けないものと思った方がいいです、と。
思いましたよね、やっぱりー!って。
だってどこのお店でどんなパンプス、
フラットシューズ履いてもパッコパコでしたもん。
お店の方曰く、
僕は足囲の数字が小さいだけでなく、
踵の骨?のサイズも小さいんだそうで。
そのおかげで靴が脱げやすいんだそうです。
高校時代ローファーが抜けて困った、
と言ったらそうでしょうねぇ、
としみじみ言われてしまいました。
なるほどなぁ…。
だがしかし!
完全に打つ手がないわけではないらしく、
履けそうなパンプスならありますよ、と。
店の奥から出してくれたのは、
いかにもお高そうな靴でした。
一足目は少し凝ったデザインで、
ストラップというより亀甲模様のような…。
ストッキングを履けば足の甲が見えつつ、
しっかりと足の甲を抑えてくれて、
履き口が狭くなるから脱げにくいし、
踵のサイズも小さいから踵も抜けない。
二足目はストラップなしのパンプス。
これも踵が小さいから足が抜けづらく、
ストラップがない代わりに安定性を高めるべく、
ヒールの部分が幅広になってるもの。
この二足がですね!
初めて!歩いても!脱げなかったんですよ!
もうびっくり。
前者はまだしも後者はストラップなしですからね。
脱げて当然くらいの気持ちでいたのに、
ぜんっぜん脱げない。
踵の安心感がやばい。
パンプスが言ってる気がした。
俺が踵、捕まえといてやるよ(イケボ)って。
ただまぁ、店の奥から出てきたやたら高そうな靴、
っていうのが怖すぎて値段も聞けませんでした。
オーダーメイドもやってるブランドらしいし、
名前覚えてくればよかった…。
とりあえずしばらくは、
コンバース紐ギッチギチにしめてしのいで、
ある程度お金が貯まったら、
足に合うパンプスとかスニーカー買いたいですね。
足に合わない靴は疲れます。
日本人の平均足囲はEらしいんですけど、
何故か3E4Eが世の中に蔓延ってますよね。
なんかゆとりがあった方が脱ぎ履きが楽、とか、
足に合わないからどんどん幅広を求めて、とか、
そう言った理由で幅広の靴が蔓延ってる、
らしいんですけど。
足に合った靴を履きましょう。
合わない靴履いてもいいことなんもないです。
足に合った靴を履きましょう。
靴あってねえ気がすんな、って思ったら、
シューフィッターのいる靴屋さんに行きましょう。
それで足囲が大きければ幅広の靴を買えばいいし、
足囲が小さければ、合う靴を探す旅に出るんです。
いやもう踵が小さいとか考えたこともなかったし、
足囲が小さい上に踵が小さいとなると、
23.5のCとか、24.0のDを見つけても、
履いてみないと合うかわからないそうで。
これはもう終わりなき旅ですよね。
母を訪ねて三千里並みの、
靴ぼろぼろになりながら探すやつ。
ちなみにオーダーメイドだと、
そのお店では15万円くらいかかるそうです。
たっかい…。無理…。
同居人は市販の靴で困ったことないらしいので、
困ったことない人は困ったことないんでしょう。
羨ましい限りですね。
これを読んでいる靴選びに困ってる人がいたら、
シューフィッターのいる靴屋さんに行きましょう。
そして、専門家の意見を聞いて、
合う靴を探す終わりなき旅に出ましょう。
現実逃避してえ…。
パンプスもヒールもフラットシューズも、
市販品は無理とか笑うしかないくらいへこむ。
そんな感じでした。
では。