こんばんは。
今舌がたらこのごとくパンッパンに腫れて、
口の中にたらこ二つあるんちゃうか?と思っております。
まぁそれにしては歯形がくっきりついてる上に、
縫い目まであって美味しそうとはお世辞にも言えませんが。
ということで、はい。
スプタンリベンジしてきました。
前回が四月の半ばだったので、実に五ヶ月あきましたね。
まぁ色々あったんで仕方ないですけど。
相違点ありまくりだったんでまとめてみようかな。
えー、まぁまずは前回、新潟のおさらいを。
予約は必要なし、当日受付。
希望の先生は、と問われるも知らないので、指名はせず。
(ここで、「一番上手な人」って言っておくんだった…)
舌小帯の切除は必要ないと言われたのでしないことにして。
なんかよくわかんないペンで何往復も線を引かれ。
(長さだけじゃなく線の太さにも着目すべきだった…)
その後すぐ麻酔を打たれ、診察室外のソファで待機後、
ベッドに腰掛け、自分でベロを出すよう言われ施術。
途中少しぴりぴりした痛みがあった…。
(麻酔を追加してもらうべきだった)
縫合はせずガーゼを挟むようにとかちょろっと説明を受けて、
抗生物質と痛み止とワセリンがしみたガーゼををもらって終了。
(もちろんお会計もしてますよ)
で、その結果がガタガタのS字。
めちゃくちゃ癒着。
傷痕めっちゃ残ってる。
今日の今日まで、看護師さんらしき人は励ましたり、
世間話で緊張ほぐしてくれて超いい人だったのに、
先生の技術力だけまじ残念だな、と思ってたんですが。
ガッタガタのS字に切られた舌を見てなにも触れなかったので、
それを思い出したらやっぱり同罪なのでは?と思いました。
ほんで、今日、名古屋。
覚えてることが多いので情報量多いです。
遠いし方向音痴だし日帰りなので朝四時起床。
朝御飯と呼んでいいのかわからない食事をとって、
念入りに歯磨き糸ようじ舌ブラシマウスウォッシュ。
寝癖を直して着替えて化粧して、
同居人の出勤にあわせて車で駅まで送ってもらうも、
早く着きすぎてめちゃくちゃ手持ちぶさた。
方向音痴を重視しすぎて時間の余裕をとりすぎました。
めっちゃ暇したりしながらクリニックに到着して、受付。
30分は早く行く癖があるんですけど、それを発動したら、
普通に時間過ぎまで待ちました。当たり前。
まず最初にイソジン的なやつでうがいを、と言われます。
久しぶりに使うと量が多かったのか口の中がピリピリ、
そしてなんとなくもそっとしました。
あと舌に色がつく。
その後受付のスタッフさんなのか看護師さんなのかわからない人が、
希望の長さとラインに線を引いてくれました。
その後手術室へレッツゴー。
医者なのか看護師なのか見分けがつかない人が、
色々準備や説明をしてくれます。
そしてベッドに仰向けに横になり、
口元だけ開いた布を被せられます。
ここで先生登場!
口周りをやたらと消毒されます。
そんなに?ってくらい消毒されます。
そして麻酔を打たれるんですが、最初ちょっと失敗。
鉗子らしきものがうまく機能しなかったようで、
挟んでいたのがすっぽ抜け、針も抜け、麻酔が噴射!
めちゃくちゃ口の周りにかかります。
鉗子を替えて再トライ、今度はうまく行きますが、
麻酔まじめちゃくそいてえんですよ。
思わず手を握りしめる私、その手を優しくぽんぽんしてくれる、
温かな手の持ち主の誰か…!
まじ救いでした。
麻酔が打ち終わると先生は離脱。
顔の布が外され、今度は目元に濡れたガーゼを置き、
更に顔側が粘着力のあるよくわからない布で顔をおおわれ、
おでこやら頬やらいろんな所にペトペトされます。
そしてこれも口元に穴が開いています。
しばらく唾を飲み込まずにガーゼに染み込ませたりしながら、
麻酔が効くのを待ちます。
そして先生再登場!
麻酔全然効いた感じしないぞ!もう切り始めるのか!?と、
恐怖で気が気じゃない私の質問に、
これから麻酔追加するし効いてから始めるからねー、と。
そして麻酔追加。
今まで効いてなかったところはやっぱりくそ痛い。
思わず顔をしかめて手を握りしめると、
また誰か温かな手の持ち主がぽんぽんしてくれる…。
私の脳内ではもう女神…。
そして手術開始です。
懐かしい肉の焼け焦げる嫌な匂いがします。
ここでアクシデント発生。
煙で先生の手元が見えなくなる!
そのあと試行錯誤があって、
煙を吸い込む装置を私の体の上を通して移動させ、
助手?の方が吸い込み口を口元に近付けることで解決。
先生はご機嫌になります。
そしてめちゃくちゃ丁寧に、少しずつ少しずつ切ってくれます。
切り終わると今度は縫合。
これもまためちゃくちゃ丁寧に縫ってくれます。
この時痛みがあったんですが、麻酔を追加してくれました。
お陰で痛い思いはほぼせず。
手術終了を迎えました。
その後顔の粘着力のある布を剥がされ、別のベッドで30分安静に。
途中様子を見てくれた人が室温を気にかけてくれ、
少し寒いとジェスチャーで伝えたらタオルをかけてくれました。
ありがたや…。
30分経過後、痛み止、抗生物質、うがい薬、
注意点などが書かれた紙をもらい、終了しました。
クリニックの外に出る頃には麻酔が切れたのか、
激痛になってました。
ちょうど十二時過ぎだったので、昼に飲む薬もあるし、
一緒に痛み止も飲もうと、出てすぐのコンビニで水を購入。
薬と水を口に含んだら激痛が走りました。
舌が腫れていく傷みと冷たさの刺激と、水が滲みる、
の三コンボが発生したんだろうと思います。
これ以上飲んだら死ぬと思って水は捨てました。
もったいないけれど…。
鞄にも入らないし…。
名古屋駅に戻って、本当は都会をうろうろしたかったのですが、
体力と痛みの限界を迎え、クッキー型を数個買うに留め、
足早に名古屋を去ります。
ちなみにぼーっとしながら新幹線の切符買ったら、
時間がギリギリで焦りました。
車内に入って、新幹線が駅を出発してからうろうろして、
自分が指定した席にたどり着きました。
そしてその後音楽を聴きながらうたた寝をします。
在来線乗換駅の手前で目が覚めて、
コンタクトが乾いてめちゃくちゃずれるなとか思いながら、
手荷物をまとめて乗り換えて、最寄り駅へ。
時間帯か運か、ほぼすべての電車で座れたのは救いでした。
最寄り駅へは同居人が迎えに来てくれました。
助かる…。
そうして十七時頃帰宅するも、食事はまだとれず。
次のロキソニンが飲める時間まで耐えようとしますが、
前のロキソニンが力尽き、強烈な痛みに襲われ、泣きます。
十八時半頃ロキソニンを追加で飲み、事なきをえました。
痛みが収まると、四時以降なにも食べていない空腹に襲われ、
食事の準備を始めます。
今日の夕食は茶碗蒸し×2と一日分のビタミンがとれるゼリー。
100均の茶碗蒸しがレンジで作れる器まじ便利です。
すが入ると表面とか一部固くなって、
咀嚼不可な私にはちょっと辛いですけど。
ゼリーはパウチのまま押し出せば行けるかと思いましたが、
無理だったので器にあけて、スプーンで食べました。
舌が腫れてるし痛いしで飲み込むのが本当に大変で、
小さなスプーンの半分以下を口に入れて、
そのまま味わいもせず飲み込むしかできませんでした。
舌あんまり動かせないしね。
食事だけで疲労困憊になります。
後片付けを済ませてとりあえずシャワーを浴びて、
その後はゆっくりしつつ、痛み止が切れかける頃に追加して、
ついでに眠剤も飲んで寝ちゃおうと思いましたが、
そう簡単に眠れるわけもなく、これ書いてます。
いやー、違いは色々ありましたね。
まず予約の有無。
支払い方法も。(新潟はその場で、名古屋は事前振り込み)
医者の名前がわかるかどうかも。(新潟はいまだにわからん)
線の引き方も。(新潟は明らかに線が太かった)
麻酔の丁寧さも。(新潟は一回、名古屋は複数回)
切るときの私の体勢も。
切るときの丁寧さも。(新潟はほぼ一筆書、名古屋は少しずつ)
縫合や舌小帯切除の有無も。
その後の安静の有無も。
その後のケアの説明の丁寧さも。(新潟は紙とかなかった)
とまぁこうして並べると名古屋最高なん?ってなりそうですが、
もうちょいこうしてほしかった…みたいのはあります。
まず術前の説明少なすぎ…。
どういう流れで進むかわからなくて不安になります。
あとなんか口周りとかめっちゃ消毒したり、
よくわからん粘着力ある布を貼られるなら、
事前に説明がほしかった…。
遠出だし、と気合いを入れた化粧が削ぎとられます。残念。
事前に説明があれば、日焼け止めのみとか軽くしたのに…。
あと、患者の上を機械通すのどうなん?
まぁでも許容範囲。
私の想像力が及ばなかったところもあるし。
(前回の新潟と違いすぎて)
そして今のところ、S字は大分目立たず、
腫れと痛みは酷いけれど見た目がましになる予感がする舌、
を手に入れました。
癒着を防ぐために毎朝舌の左右を持って引っ張って裂くらしいし、
喋ったり飲食等で舌を動かすと、
めちゃくちゃ早く縫合糸がとれる可能性もあるらしいけど、
なんとか維持できるよう頑張ろうと思います。
それでも癒着して気に食わんかったら、
Amazonでメス買ってセルフします。
とりあえず明日からは適宜舌を裂いて、
舌をできるだけ動かさずカロリーをなんとかとることに専念して、
少し回復したら喋れないし食べれないんだからと、
前から予定していた映画鑑賞でも行こうと思います。
そんな感じです。
寝れるといいなー。
では。