名状しがたい日記のようなもの

適当なことを適当に書く感じのあれです(愚痴多め)

摂食障害、食欲、醜形恐怖その他

 

こんばんは。

適当に書いていきます。

 

同居人がつけっぱなしにしていたテレビで摂食障害を取り扱っていました。

僕は、前の仕事をしていた時、食べては吐くことを繰り返していましたが、吐きたいから食べるとか、痩せたいから吐くとかではなく、ただ食べると気分が悪くなって吐いてしまう状態でした。

そんな状態だから、吐きたくないから消化の早いものを食べようだとか、吐くときに嫌な味にならないものだけ食べようだとか、吐きたくないからもう食べないだとか、そういう風に食べることに消極的になっていきました。

一般に聞く摂食障害の症状とは違いますが、あれもひとつの摂食障害の形だったのかもしれない、と今は思っています。

 

当時は仕事に追われていて、朝食は抜いて、昼は消化のいいものを食べるか何も食べないで仕事を優先して、それで折々飴玉を口に突っ込んで、フリスクをアホみたいに食って過ごしていました。

夜は普通に食べられていたことだけが救いでした。

体重が落ちなかったのは、夜食べたものを飢餓状態の身体が普通より効率的に栄養の吸収をしていたからだと思っています。

まぁ、落ちなかったと言っても多少は落ちていましたが。

 

僕はそんな経験をして以来、食欲というか『食べたいという気持ち』が希薄になってしまって、少し前まで一人だと丸一日何も食べないとかは普通にありました。

けれど、A型事業所に通えることになってからそれではいけないと思い直して、今は平日は必ず一日三食、土日も最低でも一日二食は食べるようになっています。

思い直したと言っても、『食べたいという気持ち』は相変わらず希薄なので、栄養を考慮して完全栄養食らしいベースブレッドの、一食分を二回に分けて朝と昼で食べて、夜は適当に食べています。

しばらくは何事もなく済んでいたんですが、最近は少し様子が変わってきまして。

 

毎日頭痛と目眩と吐き気に悩まされてるんです。

原因は環境の変化によるプレッシャーだとかストレスだとか、感覚過敏によるものだとか色々あるでしょうけども、そういう症状がある以上は、前に勤めていた時と同じように食べるのが憂鬱になりますし、食べれば気持ち悪さも悪化して、耐えながら作業しているような状態で。

ただ、吐くところまでは行っていないんです。

何故かって、まぁ、吐きたくないので。

 

僕は以前仕事してた時の吐き戻しだけではなく、これはもう全くの自業自得なんですがカフェインのODがクソほどつらかったので、軽くトラウマになっていて吐くのがめちゃくちゃ嫌なんですよ。

吐き戻しでも吐きすぎて緑色の胆汁出てきてエイリアンみたいな気分になりつつにっげぇ、って思ったりしてましたけど、カフェインのODで吐くのは桁違いでもう入れたもんの倍出ていくんですよ。

全身引き攣って痛くなっても吐くのがやめられない。

元々吐き戻しに慣れてしまっていたのがまたその要因だったのかもしれませんけど、吐き始めるともう止まらなくて。

吐いたら止まらなくなる、吐いたら全部出る、って思うとぜってー吐きたくねえ、ってなるんです。

だからなんとか吐かないで済んでるというか。

まぁ、片足突っ込む一歩手前感はありますけど

 

出演されていた方は繰り返す嘔吐による胃酸の影響でほとんどの歯が溶けて、本来の歯は数本で他はインプラントや差し歯だと、レントゲンの写真とともに語っていました。

僕は当時吐き戻しと噛み締め癖があったので、歯が欠けたりすることはあっても、元が頑丈なせいか酷く溶けて脆くなるようなことはありませんでした。

歯医者に行っても欠けてる歯をそっちのけでいい歯してるね、とか言われるくらいだったので、まぁなんとも言えませんが僕は軽度だったと思っていいのでしょう。

亜獣譚で語られていた、繰り返す嘔吐によって胃酸で歯が脆くなり、ふとした拍子に欠けてしまう、という描写が、現実だとこれほどまでに生々しいのか、とレントゲンを見て思いました。

無駄に頑丈な骨格に感謝ですね。

 

さて、まぁ現状僕は吐き戻すまでは行っておらず、体調不良に耐えつつ作業をしているわけですが。

これは僕としては進歩だと思うのですよ。

一日何も食べなかったり、食べても戻してしまうのではなく、吐き戻すことを前提に食べ物を選ぶのでもなく、ただ耐えることができている。

それが、大きな進歩だと思うんですね。

このまま毎日吐き気はするだろうけれど、でもまだ吐いていない。

このまま我慢し続ければ、いつか治るのではないか、という淡い希望でもあるのです。

まぁ普通に食べられる人からしたら何言ってんだ状態でしょうけれども。

 

一時期、食べたい気持ちが希薄すぎて一日一食とかになって、それも量が食べられなくて体重が過去最低レベルに落ちて。

通ってる精神科に体重が落ちていることを相談したら、あともう数キロ落ちたら入院病床のある他院に行ってもらわないとうちではどうしようもない、と言われるところまでいっていた身としては、ある程度のところで体重が安定している状態は、少し安堵を覚えるのです。

まぁ、それでも鏡で自分の体を見て不快感を覚えるあたり、『食べる』ということには摂食障害だけでなく、醜形恐怖だったり僕の場合性別違和だったり、いろんなことが複雑に絡み合っているんだろうな、と思います。

 

しばらくは今の状態をキープしつつ、いずれは吐き戻しに怯えずに、『食べたいという気持ち』を取り戻して、自分が食べたいと思ったものを美味しいと感じながら食べられる、所謂普通の状態に持っていきたいですね。

 

そんなことを考えていた今日この頃でした。

では。